研究紹介

2018年7月西日本豪雨

 2018年6月28日以降,梅雨前線が日本付近に停滞し,そこに台風7号が発生し北上した影響で暖かく湿った空気が供給され続け西日本に連続的に大雨をもたらしました.28日から7月8日までの総降水量が四国地方で1800㎜と平成最後にして最悪の水害となりました.この豪雨で岡山県倉敷市真備町では高梁川水系小田川で堤防が決壊し51名の犠牲者を出しています.
国土交通省災害報告書
河川技術論文集投稿論文(2019篠原):工事中

 岡山県倉敷市真備町の浸水している様子(共同社提供)

 浸水深のコンター図(観測値)

 浸水シミュレーションの結果

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2017年九州北部豪雨

 2017年7月5日の昼頃から夜にかけて福岡県から大分県にかけて観測史上最も多い記録的な雨量を観測し,2012年の九州北部豪雨と比べると累加雨量は約2倍となりました.この雨で筑後川水系桂川で堤防決壊したほか,奈良ヶ谷川の山の神ため池では洪水吐の部分から決壊し,朝倉市では犠牲者35名(全体で41名)が出ました.以下は流木捕捉による河道閉塞の発生した北川における氾濫シミュレーションの結果です.     
  内閣府災害報告書
  水工学論文集投稿論文(2018守屋):工事中

 九州の被災状況(九州大学,矢野教授提供)

北川周辺浸水深

 北川氾濫シミュレーション

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2016年岩手豪雨(台風第10号)

 
2016年8月,気象庁が統計を取り始めて以来,初となる東北地方に台風が上陸しました.岩手県では,同月29日から30日にかけて沿岸北南部を中心に雨が降り続き局地的に総降水量が287㎜の大雨となりました.その結果,岩手県岩泉町の二級河川小本川水系小本川で洪水氾濫が発生し老人ホームで9名の犠牲者を出しています.

小本川浸水深

 小本川氾濫シミュレーションの結果

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2015年関東・東北豪雨

 
工事中

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2013年伊豆大島豪雨

 
工事中

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2013年山口島根豪雨

 
工事中

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