機器名 | 急速凍結装置 | |
製造メーカー | LEICA | |
型番 | EM CPC | |
特徴 | フリーズフラクチャーTEM(FF-TEM)やcryo-TEMでは、1.試料本来の形態を保持し、かつ2.氷晶のないガラス状氷(アモルファス状)を作製するために、試料を急速凍結する必要がある。この目的を達成するために、当研究室ではFF-TEMには液体プロパンを、cryo-TEMには液体エタンを冷媒として用いている。本装置を用いることにより、液体窒素を自動供給しながら液体プロパンあるいは液体エタンの温度をコントロールし、試料をバネにより冷媒中に突入させて急速凍結させる。 | |
使用目的 | TEM観察用サンプルの急速凍結 | |
測定条件 | 形状 | コロイド分散水溶液等 |
量/大きさ | 1滴(約5μL) | |
検出限界 | ||
その他の制限 | cryo-TEMでは電子線が透過する厚さ(300nm以下)に液膜化する必要がある。従って、これよりも大きな会合体を含有した試料の観察は困難である。 | |
備考 | ![]() |
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関連リンク | 機器 | フリーズレプリカ作成装置(FR-7000A)、クライオトランスファー(CT-3500)、透過型電子顕微鏡(H 7650) |
研究 | 生体適合性界面活性剤(シクロアミロース) 溶液中に分散している粒子のナノ直接観察 |
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設置場所 | 旧X線強度測定室 |