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研究内容

research

近年、計算機が広く普及し多くのユーザが高精度でかつ大規模な統計データを獲得することが可能となったため、計算機を利用することが必要不可欠となりました。 欧米においては、統計解析と計算機の間に密接な関係が存在していることから計算機統計学が提唱され、計算機による統計解析ならびに統計ソフトウェア・パッケージの研究開発が新しい統計科学研究の一つの大きな原動力となっています。

またこの数年、政府においても高等教育および初等中等教育において確率・統計の教育を重視する傾向が明確になりつつあります。 さらに「マネーボール」、「ビッグデータ」、「統計学が最強の学問である」など確率・統計に関連する話題を新聞・雑誌・書籍・TV 等が大きく取り上げました。 これらのことから、統計解析ソフトウェア R、S-PLUS、SAS などを用いて統計解析を利用する人が確率・統計分野への期待感年々増加しており、統計解析が非常に身近なものとなりつつあります。 確率・統計の応用は幅広く、また、今後さらに広がることが予想されます。 しかし、どのようにデータ解析するかは、解析手法の習得と同じかそれ以上に難しいことです。 研究室で共にデータをどう扱うべきか確率・統計の数理的知識を習得するとともにじっくり考えましょう!

KEY WORD

分割表解析,モデル構築,パラメータ推定問題,検定問題,ベイズ統計学,実データ解析

身につくスキル

skill

1年間(3年生後期・4年生前期)のゼミで輪講を行い、基礎数理をしっかりと身につけ、4年生後期の卒業論文作成を通じて論理的思考力・プレゼンテーションスキルを高めます。 大学院では、データ分析の数理への理解を深めると同時にデータ分析ソフトウェアを用いた実データ解析を行います。理論と応用の両面の重要性を認識し、自ら課題を発見・解決する力を養います。

論理的思考力,プレゼンテーションスキル,統計学のセンス,プログラミングスキル