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project


ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展「建築:都市と社会」
term 2006年9月10日〜11月19日
site Venice, Italy

program

第10回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の「都市:建築と社会」と題されたメイン展示は、世界の大都市圏を多様な観点でプロファイルし、世界中で起こっている都市の変容について展望を与えようとするものです.伊藤研究室は、展示制作パートナーの一組として、東京都市圏のプロファイリングのために、地理情報システムなどを用いて、社会・空間データの整備を行いました.
会場は、全長300メートルのかつての造船所「アルセナーレ」。展示されたのは、ロンドン、バルセロナ、ベルリン、ミラノとトリノ、ヨハネスブルク、カイロ、イスタンブール、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンパウロ、ボゴタ、メキシコシティ、カラカス、上海、ムンバイ、そして東京の16都市圏のプロファイルです。
同展での社会・空間データの多用は、都市の状況の量的な把握、そして世界の諸都市の比較を可能にしています。同時に、都市の日常生活や都市にインパクトを与えるプロジェクトが示され、都市を多面的に捉える展示となりました。

総合ディレクター:リチャード・バーデット
          (ロンドン経済大学シティズ・プログラム)

publication


Richard Burdett [ed.] "Cities: People, Society, Architecture: 10th International Architecture Exhibition - Venice Biennale",Marsilio/Rizzoli,2006.