東京理科大学
創域理工学部
機械航空宇宙工学科

 


     
東京理科大学
理工学部 機械工学科

上野研究室




研究室の風景
ゼミ合宿での一コマ 2005JASMACでの一コマ バレーボール大会での一コマ
超音波振動下の気泡挙動 『ワインの涙』と粒子運動 ナノスケール粗さを有する固体面上を移動するナノ液滴

専門分野
熱流体力学
伝熱工学

研究テーマ
固液気3相境界線(コンタクトライン)近傍流体の動力学
『ワインの涙』
コーヒーステイン問題
液滴ベアリング
ナノ液滴の動力学
凝固過程におけるパターン形成
超音波振動下の気泡挙動
凝縮を伴う蒸気泡の成長・崩壊過程析

研究室の特徴
我々の研究グループでは,界面を有する系での熱流体力学をメインターゲットに,以下の2大テーマのもとで研究を行っています. 一つは,『移動・変形を伴う界面を有する流体の動力学』,もう一つは『自由表面を有する有限領域液体内の粒子運動』です. 前者は固体面上の液体の移動や,液体中での気泡・蒸気泡の運動といった身近な現象の物理に注目しながら,微小スケール・微小重力下での流体ハンドリング技術を目指したものです.コーティング・結晶成長・高性能熱交換器などの熱流体工学的領域から,宇宙や深海などの特殊環境での長期滞在に不可欠な生態環境制御など生化学・生体工学的領域まで,幅広い領域への応用が期待されています.
後者はコーヒーのしみや食器に残る水痕などの身近な例から,インクジェット方式による高品質電子素子形成や,タンパク質結晶化,新薬や水などの高品質化および検査過程の高速化など熱工学,電子工学,生化学・生体工学的領域まで,幅広い領域への応用が期待されている研究分野です.ここでは,液体中の微粒子輸送技術・運動制御技術の確立を目指した研究テーマです.

スタッフ
指導教員:上野 一郎

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