超音波ドップラー流速分布計      東京理科大学理工学部土木工学科水理研究室

ADCPTeledyne RD Instruments 製 )
  

超音波を発信し,水粒子や植物プランクトンにより反射した超音波を受信する.発信した周波数と受信した周波数からドップラー効果を利用して流速を出力します.河床に固定設置したり,専用の浮体を用いて水面に浮かべたり,ラジコンボートを用いたりする流速観測方法があります.写真は河床設置後のADCPです.



H-ADCPTeledyne RD Instruments 製 )

  

水平設置型の超音波ドップラー流速分布計です.H-ADCPは河岸などに横向きに設置します.ADCPとは異なり,河川流速横断分布を計測します.本研究室では,江戸川,隅田川に600kHz,荒川に300kHzH-ADCPを設置しています.



RiverboatTeledyne RD Instruments 製 )
  

ADCP専用の浮体です.本研究室ではADCPRiverboatに搭載し,河川横断方向に移動して流速の横断分布を計測しています.写真は洪水時のものです.洪水時においても転覆することなく観測できています.

LastUpdate:2009/1/9