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各学会での発表風景と内容を紹介します
科学研究費シンポジウム
「高度情報抽出のための統計理論・方法論とその応用」

場   所:九州大学箱崎キャンパス
日   時:2008年11月20日(木)〜22日(土)
講 演 者:山田章史(M2) ,山本紘司(D3)

発表内容
 2件の報告を行ったが、ここではそのうちの1件の内容のみ紹介する。
 分割表解析において、各セル確率が0でないときでも尺度の値が1に到達出来るような、 対称性からの隔たりの程度を測る2種類の尺度(名義カテゴリ正方分割表に対する尺度と順序カテゴリ正方分割表に対する尺度)を提案した。 さらに提案した尺度を実データに適用し、実用面において有効であることも示した。
日本計算機統計学会第22回シンポジウム

場   所:臨床研究情報センター
日   時:2008年11月6日(木)〜7日(金)
講 演 者:永谷典之(M2)

発表内容
 順序カテゴリ正方分割表において、上側完全非対称と下側完全非対称が一意に分かる尺度を提案した。 また、提案した尺度は条件付き対称モデルが成り立つとき、対称性からの隔たりを測ることが可能であることを示した。 さらに、実際のデータを用いて尺度の有用性を考察した。
(学生研究発表賞受賞)
2008年度統計関連学会連合大会

場   所:慶應義塾大学
日   時:2008年9月7日(日)〜10日(水)
講 演 者:山本紘司(D3)

発表内容
 順序カテゴリ正方分割表において、2比パラメータモデルと同様な乗積型を持つが、累積確率に基づくまったく 異なる新たなモデルを提案した。また実際のデータ解析において、このモデルが成り立たない際により詳細に解析するために有用であるモデルの分解定理も与えた。 さらに、提案したモデルや分解定理の有用性を実際のデータを用いて示した。
(最優秀報告賞受賞)
日本数学会2008年度年会

場   所:近畿大学
日   時:2008年3月22日(土)〜26日(水)
講 演 者:山本紘司(D2) ,田畑耕治(助教)

発表内容
 2件の報告を行ったが、ここではそのうちの1件の内容のみ紹介する。
 多元分割表の統計解析において、累積確率に基づく新しいモデルを提案した。 またそのモデルを用いて、定理「拡張対称モデルが成り立つための必要十分条件は、提案モデルと周辺同等モデルの両方が成り立つことである」を示した。 さらに実際のデータを用いて応用面からも提案法の有効性を考察した。
日本計算機統計学会第21回シンポジウム

場   所:鎌倉芸術館
日   時:2007年11月15日(木)〜16日(金)
講 演 者:山本紘司(D2)

発表内容
 正方分割表統計解析において、累積確率に基づく累積多項式対称モデルおよびいくつかの新しいモデルを提案し、それらのモデルを用いて累積多項式対称モデルの分解定理を与えた。さらにその分解定理の有用性を理論と応用の両面から示し、統計学分野へ新しい解析方法を与えた。
(学生発表賞受賞)
日本数学会2007年度秋季総合分科会

場   所:東北大学
日   時:2007年9月21日(金)〜24日(月)
講 演 者:高沢翔(M2),山本紘司(D2) ,田畑耕治(助教)

発表内容
 3件の報告を行ったが、ここではそのうちの1件の内容のみ紹介する。
 正方分割表統計解析において、累積確率に基づく多元分割表における新しい対称モデルを提案した。さらにそのモデルの有用性を理論と応用の両面から示し、統計学分野へ新しい解析方法を与えた。
日本計算機統計学会第21回大会

場   所:倉敷市芸文館
日   時:2007年5月30日(水)〜31日(木)
講 演 者:山本紘司(D2)

発表内容
 正方分割表解析において,拡張周辺同等モデルと平均一致モデルからの隔たりを測る尺度を提案した。 そして,これらの尺度を用いて周辺同等モデルからの隔たりを測る尺度の分解定理を与えた。 さらに,実際のデータを用いてこれらの有用性を示した。
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