東京理科大学 総合研究院 再生可能エネルギー技術研究部門

部門設立の背景と目的


本研究部門では、東京理科大学における再生可能エネルギー技術研究開発の、より一層の活 性化・促進を目的と しています。更に、本研究部門を核として専門分野の異なる研究者が積極的に交流することにより、融合的な研究分野や次世代型太陽光発電システムを開拓・開 発し学外にその研究成果を積極的に発信することを目的としています。

メンバーの研究分野

再生可能エネルギー技術の研究開発拠点として、技術の垂直統合により新規再生可能エネル ギー材料や発電システムを実現すると共に、次代の研究者を養成する教育や社会への技術の普及を図ります。具体的には以下の活動を実施します。

・ 再生可能エネルギー材料グループ:
・薄膜太陽電池/熱電発電素子のタンデム化による超高効率発電デバイスの提案
 ・太陽電池薄膜を用いた水素製造技術や、スーパーキャパシタなどの充電技術の確立
・超安価な太陽電池・燃料電池材料・製造手法の開発や、共通基盤技術の検討

・ エネルギーマネジメントグループ:
・エネルギーロス抑制のための、故障診断・遠隔診断・発電予測
・AI活用技術の開発 ・風力×太陽光発電の平滑化技術開発と、蓄電池やフライホイール等蓄電技術との融合
・再エネの農業向けソーラーマッチング、スマートハウス等への応用技術展開

ONLY ONEを目指す融合研究

上述した研究内容のほかに、本研究部門ならではの融合研究によるOnly Oneの研究にもチャレンジしています。この融合研究こそが、他の再生可能エネルギー系研究機関にはない、本研究部門の独特な研究であると言えます。研究 内容を図に示します。