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 材料への社会からの多様な要請がある。より高い機能をもった材料開発が求められている。材料を評価する技術も開発されている。材料ということばの内容は変遷があり硬いものから柔らかいものまで多様である。柔らかい材料の代表的なものは人体を始めとする生体であろう。

 私の研究の道具はエックス線である。中でもエックス線光学系である。これを用いる各種材料の評価と材料内部を非破壊的に描画する技術開発を研究テーマとしてきた。

 より精度高く描画するために対象とする材料の属性をよく知ることが重要である。その上で取り出したい情報を整理して欲しい情報を取り出す工夫を行なうことになる。ここ数年は臨床応用を念頭に置いた人体患部の描画に力を入れてきた。乳ガンの早期診断と関節軟骨障害の早期診断を目標にしている。

 従来、見えなかったものを視覚化するためには新しいエックス線光学系が必要である。従来とは異なり、吸収コントラストに替わり、屈折原理を用いることにより描画能を高めることができる見通しが立った。さらにCT像を得るために屈折コントラストに対応する新しいアルゴリズム開発も進めている。被曝量を軽減するためのアルゴリズム開発も必要である。臨床へもって行くためにはいろいろの工夫が必要である。これらの研究を学生諸君と進めることができることを期待したい。

 学問の今までのタテ割分類である物理、化学、生物,・・・とは異なり、これらを横断的に総合的に利用し、新しい学問体系を作ろうとしている材料工学は大いに魅力ある分野です。そのためになんでも幅広く学び、かつ深く考える姿勢を置いてください。必ず新しいものが生まれるでしょう。

 Number OneよりもOnly Oneを目指してください。

 私たちは既成の概念に把われて生活しています。ちょっとしたひらめきはその束縛を離れた瞬間です。そのひらめきを大切にして下さい。ひらめきは前髪だけがあって後髪がないそうです。追いかけても捕まえることは難しいようです。君に向ってくる時がチャンスです。捕まえて下さい。

 君とは異なるタイプの人とのつきあいも大切にしてください。旅にたとえれば見たことをない景色に出くわすでしょう。あっとおどろくひらめきをもらうことができます。大いに期待できます。この延長に海外との付き合いの大切さ、自らが留学生になり、異文化体験をする大切さ、海外からの学生、研究生との交流の大切さが分かってくるでしょう。

 語学は武器です。日本語を含めて最低3つの言語を自由に操れるよう努力してください。語学は身を助く、武器となる。されどおごらずをモットーに。
下記は研究にとって重要な動力学回折曲線用計算プログラムです。

http://ftp.esrf.eu/pub/scisoft/xop2.1/Windows/setup_xop2.1b3.exe














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